矯正歯科

矯正歯科とは

矯正歯科(歯列矯正)とは、ガタガタの歯並びや出っ歯などを、きれいな歯並びにする治療です。
矯正には様々な方法がありますが、歯に「ブラケット」という装置を取り付け、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていく「ワイヤー矯正」が最も一般的な矯正法です。治療前には、担当医より治療についての詳しい説明があります。説明内容は、ただ良いことばかりを並べる事なく、治療中に起こり得る不具合なども説明いたしますので、治療内容を十分知ることができます。矯正治療についての相談も受け付けておりますので、ぜひご相談ください。

ワイヤー矯正

よく知られている一般的な矯正方法です。一つ一つの歯にブラケットという装置をつけ、ブラケットにワイヤーを通し、ワイヤーの力で歯並びを整えます。
対応できる幅が広く、基本的にどのような歯並びであっても矯正が可能です。治療期間は2年半~4年半ほどで、月1回の通院が必要です。ワイヤー矯正は矯正治療を専門に行う歯科医師が担当しております。

ワイヤー矯正の注意事項

  • 金属の装置が目立つ傾向にあります
  • 装着時の痛みがマウスピース矯正よりも大きいです
  • ブラッシングが難しいです
  • 外からの衝撃で装置が壊れる可能性があります
  • ワイヤー矯正は公的医療保険が適用されない自由診療です

マウスピース矯正治療(インビザラインGO)

マウスピース矯正(インビザラインGO)は透明なマウスピースを使用した矯正です。定期的にマウスピースを交換することで、少しずつ歯が動き、理想の歯並びへと導きます。自身の矯正後の治療効果を確認してから治療を始めることができるので、明確なイメージと治療計画の基、矯正をスタートすることができます。また、一般的な矯正は器具を自分で取り外すことができませんが、マウスピース矯正(インビザラインGO)はご自身で自由に取り外すことが可能です。歯磨きや食事の際はマウスピースを取り外せるので、好きな食べ物を我慢する必要がなく、口腔内を清潔に保つことができます。

マウスピース矯正(インビザラインGO)はこんな方におすすめ

  • 誰にも気づかれずに矯正がしたい
  • 矯正中も気にせず好きなものを食べたい
  • 接客業なので矯正はあきらめていた
  • はみがきの時は矯正器具を外したい

マウスピース矯正の注意事項

  • 長時間マウスピースを装着しないと効果が得られません
  • 症例によってはマウスピース矯正が難しい場合もあります
  • マウスピース矯正は公的医療保険が適用されない自由診療です

まつき歯科医院のマウスピース矯正治療の特徴

口腔内スキャナ(iTero)で精密な型取りを実現

当院に設置してある口腔内スキャナ(iTero)を使用しスキャンニングを行うと、結果をその場で確認することができ、その場でデータを送信できるのでマウスピースの作製もスムーズかつスピーディーです。効果は使用時間に左右されますが、治療期間は平均2年ほどで、通院は状態が安定してくると2~3か月に1度の通院となります。ご自身でマウスピースの交換が可能なので、通院の回数を少なくすることができるのも マウスピース矯正(インビザラインGO)の特徴です。
ただし、小児や骨格性の症例には適さない場合があるので、一度ご相談ください。 マウスピース矯正(インビザラインGO)は院長が担当しております。

口腔内スキャナ(iTero) の特徴

精密で正確な型取りが可能

iTeroは口腔内をスキャンするだけなので、従来のような印象材を利用するのに比べると、圧倒的に素早く歯型を採取できるようになりました。しかもより正確に患者様の歯型を再現可能です。結果的に、正確なマウスピースの作製に繋がり、治療効果も向上します。

治療後のシミュレーションが可能

iTeroで歯並びをスキャンすれば、お口の正確な情報をパソコン上で再現できます。そのデータを利用すれば、簡単に矯正の推移をシミュレーション可能です。そのため本格的に矯正治療を行う前段階で、どのように歯が動くかを患者様もビジュアルで把握できて、不安なく治療に進んでいただけます。

1回で快適に歯型をとることが出来る

従来の矯正治療においては、ピンク色の粘土のような材料を用いて歯型を採取していました。しかし、嘔吐反応が強い患者様にとっては、かなり苦痛を感じる工程でした。一方で口腔内スキャナーならば、スピーディーかつ正確に歯並びをスキャンすることが可能です。嘔吐反射の生じるリスクが最小限に抑えられるので、快適に矯正治療が進められます。

セファログラム(頭部X線規格写真)で矯正治療の精度を高める

矯正歯科用の特別なレントゲンをセファログラム(頭部X線規格写真)と呼びます。セファログラムは通常のレントゲンと異なり、顔の骨格を調べることに特化しているのが特徴です。たとえば受け口の症例が見られる場合、下の顎が出ているのか、下の歯が出ているのか、それとも顎に要因があるのかなどを細かく分析できます。特に成長期の患者様は、さまざまな要因で歯並びが変わりますが、セファログラムによって丁寧にデータを取り続ければ、どのように顎や骨が成長するのかを正確に予測可能です。

矯正歯科のよくある質問

Q

マウスピース矯正はどんな歯並びでも対応できますか?

A

患者様の症例によって異なります。抜歯が必要だったり、奥歯を大きく後ろに動かしたりするような症例の場合はワイヤー矯正を行ったほうが綺麗に仕上がることがあります。ただ最近ではマウスピース治療の症例数が増えてきたことで、さまざまなお悩みに対応できる状況も増えてきました。

Q

矯正治療に抜歯は必要ですか?

A

当院では患者様のためにも、できる限り歯を抜かずに矯正を行える方法を模索します。たとえば、顎を広げたり、歯を後ろに動かしたりするような場合は必ずしも歯を抜く必要がありません。しかし、歯が乱雑に生えていて、スペースも確保できない状況だと抜歯を検討しなければなりません。

Q

虫歯があっても矯正できますか?

A

矯正治療前に虫歯を発見した場合は、虫歯治療を優先するのが基本です。しかし、矯正治療を行って歯が動いた後に虫歯を発見したり、そもそも早期に抜歯を行ったりするなど患者様の治療計画によっては虫歯治療を後に回すことも考えられます。まずは実際に歯の状況をチェックしてから、虫歯治療が必要かどうかを判断します。

矯正歯科の料金表

矯正治療[ワイヤー矯正、マウスピース矯正(インビザラインGO)共通]

440,000~825,000円


部分矯正(簡単なもの)

22,000円


部分矯正(困難なもの)

55,000円


※料金は全て税込みです。

未承認医療機器の使用について

当院では、医薬品医療機器等法(薬機法)において承認されていない医療機器を用いた治療を行っております。以下の事をご理解頂いた上で、治療をさせて頂きます。

マウスピース矯正(インビザラインGO)
①医薬品医療機器等法上の承認:未承認
②入手経路: 国内販売代理店で入手
③同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無:無し
④諸外国における安全性等に係る情報に関して:FDA認可あり。日本国内では医療機器としての矯正装置に該当しませんが、使われている素材は日本国内で薬事承認されています。国内公式サイト:invisalign.co.jp

矯正歯科の症例

マウスピース矯正(インビザラインGO)の症例

  • Before

  • After

症例詳細
通院時の年齢 30歳
性別 女性
通院目的 歯並びを綺麗にしたい
診断 叢生
処置内容 インビザラインGO
通院回数・期間 6か月
費用 495,000円(税込み)
リスク・副作用 後戻りのリスク

矯正歯科の症例2

マウスピース矯正(インビザライン)症例

  • Before

  • After

  • Before

  • After

  • Before

  • After

症例詳細
通院時の年齢 28歳
性別 女性
通院目的 かみ合わせがおかしい
診断 歯列不正
処置内容 部分矯正+インビザライン
通院回数・期間 1年9か月
費用 935,000円(税込み)
リスク・副作用 後戻りのリスク

診療時間・お問い合わせ

[休診日] 日曜・祝日 △:受付12:00まで
※学会出張などにより、休診日や診療時間が変更になることがあります。

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